職場の孤独とオフィスの再定義
Wall Street Journalに「The Lonliness of the American Worker」という記事が掲載されていました。
仕事がリモートやデジタル化されていく中で、仕事で関わる人間が減っており、職場内での孤独が増していると言います。記事の中で紹介されている事例として、29歳の青年はある会社のロジスティクスの仕事を数年間したけれど1人しか友人ができなかったとのこと。背景として、オンラインのミーティングは3倍に増えているけれど、深く人柄を知るようなカジュアルな会話をする機会はどんどんなくなっているようです。
コロナ禍のリモートワークでは、すでに人間関係がある人は問題なく仕事がこなせるけれど、新しくメンバーに加わった人のオンボーディングは難しいという意見は当時も散見され、結果いまの日本ではオフィス勤務がメインに戻りつつあります。自分自身も多くの時間はオフィスで勤務しています。
正解は全員がオフィス出社でもなく、どんどんデジタル化&リモートでもなく、そもそものオフィスという概念の再定義が必要なのかもしれません。N高が学校を再定義しているように。
※ 本ニュースレターの内容は個人的な見解であり、何らかの組織の意見を代表するものではありません。
万代 惇史 / Atsushi Mandai
普段はマネックスグループで新規事業などを担当しています。ブレスト、ディスカッション、壁打ち、雑談、事業提携、何でもお気軽にお声がけください。
X:@atsushi_mandai / E-mail atsushi.mandai.1991@gmail.com
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