会社の意志決定を増やす仕事をしているか
最近、「仕事の密度」というものを考えています。
会社の仕事というのは、究極的には経営の一部であり、そして、経営とは意志決定だと仮定します。会社が、組織として、正しい意志決定をたくさんこなすことで、複利で良くなっていく。
そうすると、会社員の仕事というのは会社が良い意志決定をする機会を増やしているかという観点でも考えることができます。経営者の代わりに、権限移譲をされて、一定の意志決定をこなすこと。あるいは、経営者が意志決定する機会を増やすこと。そのどちらであっても、会社の意志決定の総数を増やすことができます。
例えば、自分が何かをリサーチして、それを自分の中に留めておいた場合、それは会社としての何の意志決定にも繋がりません。しかし、リサーチをして、「こういう状況があるみたいです、そうすると、こうしたら良くなるかもしれません」と報告すると、それをやる・やらないという意志決定が増えます。
日々の仕事の中で、きちんと判断すべき選択肢(現状維持 or 変化)をつくり、それを適切に自分で、あるいは上にトスアップして、会社内の意志決定の総数を増やしていくことで、仕事の密度が上がるのではないかと思いました。
※ 本ニュースレターの内容は個人的な見解であり、何らかの組織の意見を代表するものではありません。
万代 惇史 / Atsushi Mandai
普段はマネックスグループで新規事業などを担当しています。ブレスト、ディスカッション、壁打ち、雑談、事業提携、何でもお気軽にお声がけください。
X:@atsushi_mandai / E-mail atsushi.mandai.1991@gmail.com
すでに登録済みの方は こちら