金利のある世界
昨日、日本の長期金利が1%を超えました。長期金利はマイナスの時期が長く、1%台は実に11年ぶりのようです。本日、日経新聞は、生保会社16社の利益は平均して4割増だったと報じています。
1%というのは、ひとつ象徴的な数字で、まさに「金利のある世界」が日本に戻ってきたといえます。
金利のある世界というのは、どういうことでしょう。まず、お金を借りるにはコストがかかるため、お金を借りて行う事業にはリターンんが求められることになります。
それから、金利があるということはインフレがあるということですから、モノの値段は上がっていくということになります。お金を寝かしておくのは金利分だけ損をしますから、行動するなら早く行動すべきだということになります。あるいは、運用をすべきだということになります。
また、ちょっとしたリターンがあるということは、ちょっとした努力でリターンを得られることでもあります。スタートアップを起こさずとも、しっかりとサービスを提供して、適切に値上げをして、ちょっとしたリターンが得られやすくなる。
行動を後回しにすると損をするし、ちょっとした名目リターンが得られる行動の種類も増える。誤解を恐れずにまとめるならば、人々はもっと行動的でエネルギッシュになっていくのではないでしょうか。
いずれ銀行預金にも金利が付与されるようになれば、すべての日本人に金利というものがあらためて意識されるようになるでしょう。やはり日本の雰囲気は変わっていくように思います。
※ 本ニュースレターの内容は個人的な見解であり、何らかの組織の意見を代表するものではありません。
万代 惇史 / Atsushi Mandai
普段はマネックスグループで新規事業などを担当しています。ブレスト、ディスカッション、壁打ち、雑談、事業提携、何でもお気軽にお声がけください。
X:@atsushi_mandai / E-mail atsushi.mandai.1991@gmail.com
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