医療費が過去最高を更新、47兆円
2023年度の医療費の概算は合計47.3兆円だったそうです。
これは前年比+2.9%(+1.3兆円)です。1兆円というと、上位8%程度の上場企業の時価総額と同じですから巨大です。
医療費の国家負担の問題を考えると、基本的には、自己負担をあげるか、医療費を減らすかの二通りしかありません。後者は、終末期医療と予防医療がポイントになるでしょう。
終末期医療においては、社会保障費が死の1か月前に多くかかっていることが知られています。とはいえ、その人が治療をすればまだまだ生きられるのか、治療をしても亡くなるのかを判断するのは難しいでしょうから、終末期の医療に多くのお金が掛かってしまっているというのは結果論に過ぎず、なかなか難しい問題だと思います。
予防医療については、大きな可能性があると思います。とはいえ、自分自身が予防医療に取り組んでいるかというと、歯医者には数ヶ月に一度通っているくらい、あとは年に1回の健康診断を受けているだけで、それ以外に何か取り組んでいるわけではありません。
分かりやすくて、効果的で、安価なサブスク形式の予防医療サービスがあれば、状況も変わっていくのかもしれません。
※ 本ニュースレターの内容は個人的な見解であり、何らかの組織の意見を代表するものではありません。
万代 惇史 / Atsushi Mandai
普段はマネックスグループで新規事業などを担当しています。ブレスト、ディスカッション、壁打ち、雑談、事業提携、何でもお気軽にお声がけください。
X:@atsushi_mandai / E-mail atsushi.mandai.1991@gmail.com
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