情報交換と、価値の発見と、経済
昨日は、とあるイベントに呼ばれて、生成AIについて勉強してきました。
その中で、情報交換をしていて「これが広まることはうちにとっても価値があるので、一緒に広報に協力できますよ」と言っていただいた案件がありました。その案件が「相手側にとって価値がある」という認識が全くなかったので(言われてみれば、確かにそうなのですが)、少し新鮮でし
経済の原則とは価値の交換であり、多くの場合は価値を生産して交換することを考えます。しかし、遊休資産といわれるように、本当は価値があるんだけれど、それが顕在化していなくて交換されていないものがあります。昨日は情報交換を通じて、それが見つかったということでしょう。
たくさんの人と話して、たくさんの情報交換をすることで、こうした経済の取りこぼしが少なくなるのかもしれません。昔、明治時代に甲州(山梨県)から出てきて経済界で成功した、甲州財閥と呼ばれる人たちに関する本を読んだのですが、その人たちも最初は甲州と横浜や東京をひたすら行き来して、長距離を移動して商売をしながら情報を集める中で、たしか甲州の生糸などが横浜では高く売れることを発見してタネ銭を作ったりといった具合でした。やはり色んな人と話すことは大事ですね。
※ 本ニュースレターの内容は個人的な見解であり、何らかの組織の意見を代表するものではありません。
万代 惇史 / Atsushi Mandai
普段はマネックスグループで新規事業などを担当しています。ブレスト、ディスカッション、壁打ち、雑談、事業提携、何でもお気軽にお声がけください。
X:@atsushi_mandai / E-mail atsushi.mandai.1991@gmail.com
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